試合後には「狙い通りの動き」だったことを明かす

ループシュートを放つ長谷川
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 イタリアとしては人数をかけてしっかり守っていただけに、まさに青天の霹靂のような失点。GKジュリアーニは尻餅をついて唖然とし、他のDFたちも思わず頭を抱えていた。鋭いフリーラン、的確な状況判断、そして完璧な技術という長谷川の特長が詰まったスーパーゴールに、まさに「マンマミーア」(なんてことだ)という状態だった。

 なでしこジャパンはその後も、何度もチャンスを作ったものの勝ち越す点を挙げられず1―1でタイムアップ。フル出場した長谷川は攻守でさすがの存在感を発揮し、試合後には「ゴールシーンは自分のタイミングで前に行けるチャンスでもあって、スペースが見えたので、3人目でボールを受けれたらと思って走りました。宮澤選手からとてもいいボールが来ました」と同点弾を振り返った。

 なお、なでしこジャパンは欧州遠征2試合目で、日本時間10月29日(水)午前2時から国際親善試合でノルウェー女子代表と対戦。長谷川は「次に対戦するノルウェーは背が高く、クロスからの攻撃も難しいと思いますが、そのなかでもニアとファーとマイナスっていうオプションをしっかりと作れば、ゴールも決められると思います。まずはゴールへの迫力を出していきたいです」と抱負を語っている。

ABEMA/なでしこジャパン)
 

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【なでしこジャパン】10/25イタリア戦&10/29ノルウェー戦はどこで見れる?
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