何か1つでも間違っていれば、オーラスでの劇的なハイテイ逆転ツモは生まれなかっただろう。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月28日の第2試合で赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)が、ファンの熱狂を巻き起こす大逆転勝利。そのドラマチックな展開にファンも「すげえ」「神すぎるw」と興奮のコメントを送り続けた。
オーラス南4局突入時、渡辺は2万3700点持ちの3着目だった。トップ目はEARTH JETS・HIRO柴田(連盟)。7000点差で、渡辺は逆転トップを狙うなら、5200点以上のツモ、もしくは満貫以上の出アガリが必要だった。
渡辺の配牌は赤五万にドラの九万。2巡目に九万を重ねたことで、途端に満貫の可能性が高まった。この時点でマンズが8枚。一気に染めに行くか、それとも平和などにまとめるか。渡辺はさらにマンズが伸びてきたところで染め手を決断。ドラの九万をポンして、一気に場に緊張感を走らせた。
完璧なる選択の連続Mリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)




