【日本シリーズ】阪神 2-3 ソフトバンク(10月30日/甲子園球場)
【映像】甲子園悲鳴…柳田、衝撃の“逆方向”同点弾(実際の様子)
阪神対ソフトバンクの日本シリーズ第5戦が甲子園球場で行われ、ソフトバンクが延長の熱戦を制し、5年ぶり12回目の日本一を決めた。
初戦を落としたものの最後は野村が劇的な決勝アーチを阪神のエース村上から放ち4連勝で圧倒し、敵地甲子園で歓喜の瞬間を迎えた。
ソフトバンクの先発は今シリーズ初戦に先発した有原航平。対する阪神は元ソフトバンクで今季9勝左腕の大竹耕太郎をマウンドに上がった。大竹、有原の両先発は共に初回を三者凡退に抑える順調な立ち上がりを見せる。2回も大竹は先頭打者で3戦連続ホームランを放っている山川を低めいっぱいのストレートで見逃し三振に斬るなど三者凡退としたが、その裏に試合は動く。
阪神は先頭の佐藤輝明が左安で出塁すると、続く大山悠輔の四球などで2死一二塁から8番坂本が4球目の甘く入ったツーシームをレフト前へ運ぶ値千金のタイムリーを放ち、阪神が貴重な先制点を奪う。
阪神・大竹は4回までノーヒット投球。5回に内野安打を許すも、5回まで無失点被安打1の圧巻投球を継続する。一方、ソフトバンク・有原も2回以降は失点を許さず好投を続けたが、5回途中82球、2死一二塁の場面で交代。代わった2番手のヘルナンデスが、佐藤輝に日本シリーズ記録に並ぶ5試合連続となるタイムリーを左前に運ばれ、阪神が大きな追加点を奪い、前半戦を2-0で折り返した。
ソフトバンク打線は、大竹に6回74球無失点、被安打3と完全に抑え込まれたが、8回、柳田悠岐が沈黙を破る同点2ラン。57試合ぶりに失点した石井大智はがっくりと肩を落としゲームは振り出しに。試合は延長に突入。最後は11回にソフトバンクの野村が中継ぎ登板した阪神のエース村上から劇的な決勝弾を放ち、そのまま逃げ切ってソフトバンクが日本一を決めた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)


