狙い澄ましてイメージ通りのアガリ。雀士の理想形だ。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月30日の第1試合に出場したKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)が、卓上の情報をしっかり把握し、遠いように見えた混一色へ抜群のタイミングで移行、しっかり仕上げきる手順と鬼ヅモでファンを魅了した。
Mリーガーの中でも屈指の実力者として知られる伊達。今シーズンこそ、初勝利まで7戦かかったが、すぐに個人連勝でプラス域に復帰。攻守に優れたバランス感覚と、少々のミスもカバーしてしまう牌運の強さで、他の選手を圧倒し続けている。南1局では、そんな伊達らしいアガリが誕生した。
第1ツモの時点でソウズが7枚、ドラの白が1枚で孤立しており、自風の西が対子。混一色に向かいたいところではあるものの、面子は1つもなし。むしろ対子が4つあるだけに、白を重ねての七対子あたりが本線に見えた。
完璧な選択と決断Mリーグ 日程
12月8日(月)
12月9日(火)




