あまりに豪勢な配牌をもらうと、実力派雀士も頭を抱えたくなる。「大和証券Mリーグ2025-26」、10月30日の第1試合でBEAST X・下石戟(協会)がトップを獲得した。勝負どころの南3局では、絶好の配牌をもらったものの、選択の難しさに思わず試合後「何切りまんの?」とボヤくシーンも生まれた。
【映像】「何切りまんのん?」下石も悩む超好配牌からの第1打は(実際の選択)
接戦を制して今期4勝目を手にした下石だが、大チャンスだけに頭を悩ますシーンがあった。3万800点持ちのトップ目で迎えた南3局、第1ツモを引いたところで、面子が2つにドラの5筒は赤5筒も含めて2枚。その他も両面ターツが2つと、流れに沿って打てば満貫は確実といえるほどの好配牌だった。
ただ、この第1打が「何切る」問題のように難しい。タンヤオを目指すなら唯一の么九牌である1筒切り、ピンズのリャンカン形を残したいなら六万切りといったところだ。ファンからは「良すぎて難しいやつ」「手牌良すぎだろ」という声も飛ぶと、下石も思わず「困ったな…」というような表情を浮かべ少考した後、六万切りを選択した。
困るほどの好配牌Mリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)




