熟練の雀士も、思わず冷や汗がタラリと垂れたか。「大和証券Mリーグ2025-26」、11月3日の第1試合で赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)に、リーチ後にあわやチョンボかというミスが出てしまい、試合が一時中断。ファンも「これセーフなん?」と戸惑いの声が生じることになった。
ハプニングが起きたのは東2局1本場。たろうは11巡目、4・7索の両面待ちでリーチを打った。その直後、EARTH JETS・逢川恵夢(協会)が切った6索を、U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)が一発消し、かつ一気通貫のテンパイとなるチー。1牌ずれて、たろうのツモ巡が回ってきた。
するとたろうは、本来ツモるべき山から孤立していた1枚ではなく、鈴木優が鳴かなければツモるはずだった山の角に積まれた牌を指で持ち上げてしまった。咄嗟にツモを間違えたと気付いたたろうは、他の選手にどの牌だったかわかる前に山に戻し、他の選手に「大丈夫?」とひとこと語ると、牌を山に戻し、正しくツモり直した。
あわやチョンボにMリーグ 日程
12月15日(月)
12月16日(火)




