しかし東4局1本場から渡辺がジリジリと浅井を追い詰めていく。柴田からロンアガリを決めて5500点の加点に成功すると、南2局では、残り1枚となった7筒をしっかりツモり6000点を奪取、トップ目の浅井に7800点差まで迫った。そして南3局で渡辺はツモ・七対子・赤2・ドラ2の12000点と大きなアガリを決めてトップ目に立ち、オーラスでは浅井とのバトルがぼっ発。渡辺がしっかりと押し切って浅井からロンアガリし、対局は終了した。解説の石橋伸洋(最高位戦)は「流石ですね、この辺りの押し引きの判断は」と渡辺の勝ちっぷりに称賛の声を上げた。
インタビューに応じた渡辺は「めちゃくちゃうれしいです。最後どうなることかと思ったので」とほっと胸を撫で下ろした。ドリブンズは前日6日に逆連対、1試合目の鈴木たろう(最高位戦)も3着に沈んだ。苦しい中で渡辺は結果を出したわけだが、「ここで空気を変えたいと思っていました」と試合前の心境を明かした。
またプラスを積み重ねられるようにMリーグ 日程
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12月9日(火)
12月11日(木)



