この劇的な逆転ステージ勝利により、オジエは4日間トータルの総合タイムでもエバンスに11.6秒差をつけ、見事ラリージャパン総合優勝を決めた。モニターで見つめていたトヨタのチームスタッフは拍手喝采、実況も「これは生けるレジェンド、伝説です」と称賛。ファンからも「まくった」「0.1かよ」「皇帝だ!!」「神レベル」など反響が相次いだ。一方、直前に暫定トップを記録していたエバンスはため息をつき、口をあんぐりと開けて脱帽の様子を見せた。

 最終結果はオジエが総合優勝、エバンスが総合2位となった。これでポイントランキングはエバンス272点に対し、オジエ269点と僅か3ポイント差に。最終戦を残しタイトル争いはさらに熾烈な状況となった。(ABEMAWRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

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