【明治安田J1リーグ】京都サンガF.C.0ー3 横浜F・マリノス(11月9日/サンガスタジアム by KYOCERA)
横浜F・マリノスのMF喜田拓也が、試合終了直後に号泣。名門の残留を確定させた瞬間に感極まる主将の姿にファンも感動している。
J1リーグ第36節で横浜FMは京都サンガF.Cを3-0で撃破。2試合を残してJ1残留を決めた。クラブ史上初のJ2リーグ降格を回避し、「オリジナル10」(Jリーグ創設時の最初の10チーム)のプライドを守り抜いた。
横浜FMが大きく前線にクリアすると、試合終了のホイッスルが鳴る。残留確定を告げる音色を聞いた横浜FMの選手たちは、思い思いの振る舞いで安堵した表情を見せた。その中で、腕章を巻く喜田は、膝に手をついて下を見てから天を仰ぐ。そして、しゃがみ込み、目を覆いながら顔を下げる。その瞳は赤く、光るものがあった。
GK朴一圭に肩を抱かれて言葉をかけられても、動くことができない。何度も目頭を抑え、この瞬間を噛み締めているようであり、「降格させてはならない」という重圧から解放されたようにも映った。
ファンは「言葉にならない」「本当にありがとう」




