<大相撲十一月場所>◇三日目◇11日◇福岡・福岡国際センター
角界最長身の“規格外”新人力士に熱視線が注がれた。取組を目にしたファンからは「それにしてもデカイ」「進撃の巨人」などと驚きや興奮の声が相次いだ。
“角界のニュースター”横綱・大の里(二所ノ関)の活躍やウクライナ出身の関脇・安青錦(安治川)の台頭など、新しい世代の進出がファンを沸かせている大相撲。十一月場所の前相撲でデビューした新人力士も注目を集めており、稽古場で前頭筆頭・伯桜鵬(伊勢ヶ濱)とわたりあう実力を持つ“史上最強新弟子”ことモンゴル出身の旭富士(23=伊勢ヶ濱、本名バトツェツェゲ・オチルサイハン)が反響を呼んでいるなか、“もう一人の規格外力士”にも熱視線が注がれた。
その力士とは、同じくモンゴル出身の天昇山(21=玉ノ井部屋、本名ガンバト・オトゴンバト)。身長197センチ、体重173キロと現役最長身の恵まれた体格を持つ天昇山は、秋場所の新弟子検査に合格し、十一月場所の前相撲で初土俵を踏んだ“規格外”新人力士だ。2019年に来日し、第68代横綱・朝青龍を輩出したことでも知られる名門・明徳義塾高校に相撲留学。卒業後は東洋大学に進学し数々の大会で実績を積むも、中退して角界入りを果たした逸材である。
すでに稽古場で十両十枚目・東白龍(玉ノ井)と互角の勝負を繰り広げているという天昇山。十一月場所三日目の前相撲では、1番相撲で旭富士に惜しくも敗れるも、2番相撲では三段目経験者の大錦龍と対決、立ち合い正面から当たった天昇山は突き押しで前に出ると相手に何もさせず一方的に勝利した。
その実力に視聴者からは「オギー強い」「貫禄ありすぎw」「やっぱつよい」と驚きの声が上がったほか、“規格外”の体躯に「それにしてもデカイ」「でかいw」「ガタイいいね」「大の里みたい」とファンも大興奮。なかには「2番取るのか」「オギー2戦目w」「前相撲って何回やるの!?」といったコメントも寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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