この言葉を受け、依頼者の娘たちを含むAIを使用した生徒たちも、AIを使い続けると「自分で考える力がなくなって、人に流されるような人になる」と将来を危惧し始めた。そして、次女は「もうちょっと自分で考えてみようかな」と、依頼者にとって非常に嬉しい心境の変化を見せた。
最後に、真栄田探偵は「うまくできなくてもいいんだよ。それが経験じゃん」と語り、娘たちに心で感じた感情を元に、改めて人権標語を作ってみるよう促した。娘たちはそれぞれの気持ちを込めた標語を発表し、依頼者の次女は「世の中はみんな一緒じゃつまらない」という自身の考えを表現した。これを見て、依頼者は喜びを噛みしめた。
スタジオでVTRを見届けた、特命局長のデーモン閣下は、「これは教材になるね。これから世の中にAIの悩みはいっぱい出てくるが、 『探偵!ナイトスクープ』はこんなに早くやってたよ」と感心した。
