30歳前後で引退すると言われる大相撲の世界。平均引退年齢より二回り近く上の49歳“現役最高齢”力士が反響を呼んだ。その力士とは、昭和51年(1976年)生まれの三段目五十八枚目・翔傑(芝田山)。初土俵を踏んだのは平成7年(1995年)三月場所で、30年間183場所にわたって無休で相撲を取り続けている驚異的な記録の持ち主だ。高齢力士としては昭和以降、令和4年(2022年)に51歳7カ月で引退した元三段目・華吹に続く歴代2位の年齢でもある。
まさに“鉄人”の翔傑が六日目の取組で土俵に登場すると、年齢もさることながら、あまり他の力士では見ないユニークな形のひざ下サポーターに一部のファンが注目。「変わったサポーター」「ガムテープ」とコメントが相次いだ。また、現役最高齢で土俵に上がり続ける姿に「49でこの番付は鉄人」「まじで49なの?」「49歳でこの位置にいるってすごい」「さすがの貫禄」と驚きや称賛の声も寄せられた。
三段目五十六枚目・坂林(尾上)との一番では、立ち合い正面から当たってはたき込もうとするも、果敢に前に出る相手に押し出されて土俵を割った。惜しくも敗れた翔傑は3敗目。勝った坂林は1勝目を挙げた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


