グランツーリスモ世界王者が日本最速レースで快挙「絶対無駄にできない」 異色の大物ルーキー、ロケットスタートで涙の初V スーパーフォーミュラ 2025/12/04 14:36 拡大する 【スーパーフォーミュラ】第10戦 (決勝11月23日/鈴鹿サーキット) 荒天により延期されたスーパーフォーミュラ第10戦決勝が鈴鹿サーキットで行われ、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)が圧巻のパフォーマンスで自身初優勝を飾った。 予選は富士スピードウェイで行われ、決勝のみ鈴鹿で実施された異例のレースは、タイヤ交換のない19周のスプリントフォーマットで争われた。 予選2位からスタートしたフラガは、鋭いスタートでポールポジション(PP)の牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)に一気に並びかけた。アウト側から牧野を鮮やかに交わして首位に浮上したこのオーバーテイクは、所属チームの監督、中嶋悟氏が現役時代に得意とした“大外刈り”を彷彿とさせるものだった。今季、スーパーフォーミュラに初参戦となった27歳のフラガは、短距離レースで1度も首位を明け渡すことなくそのままチェッカー。2位牧野に1秒8差をつけて初優勝をあげた。 続きを読む