【写真・画像】 1枚目
【映像】安青錦が豊昇龍との激闘を制した優勝決定戦の模様

大相撲十一月場所>◇千秋楽◇23日◇福岡・福岡国際センター

【映像】安青錦が豊昇龍との激闘を制した優勝決定戦の模様

 関脇・安青錦(安治川)が本割で大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽)を内無双で破り3敗(12勝)を死守。さらに続いて行われた3敗同士の優勝決定戦で横綱・豊昇龍(立浪)も撃破し、幕内初優勝を遂げた。ウクライナ出身の力士が賜杯を抱くのはこれが初の快挙。21歳の“超新星”が戦禍の故郷から来日し、わずか3年半で栄冠を手にした。また初の殊勲賞、3度目の技能賞で優勝に花を添えた。

 1年の締めくくりとなる大相撲十一月場所は最終日に大きな波乱が待ち受けていた。3敗の両横綱と安青錦が並ぶ大混戦で迎えた千秋楽。しかし、結びの一番での横綱対決は大の里の左肩鎖関節脱臼による休場というまさかの展開で豊昇龍が不戦勝。結び前の一番で安青錦が琴櫻を下したことで、賜杯の行方は決定戦に持ち込まれた。

安青錦が戦禍のウクライナから来日しておよそ3年半。高校時代から世界ジュニア相撲選手権などで活躍していた安青錦は、序ノ口デビューの2023年九州場所で優勝。翌24年の初場所も序二段で優勝と、破竹の勢いで出世を遂げていった。

 日本の相撲界に入ってまだ3年足らずの“超新星”安青錦。大関昇進の目安は「三役で直近3場所で合計33勝以上」とされている。安青錦はまだ三役で2場所目だが、過去にも三役2場所で昇進した例はある。今場所は足場固めの場所とされていたが、一部報道では審判部が安青錦の大関昇進に関する会議を開くことが報じられており、この優勝で大関への道も一気に開けてきた。

 一方、大の里の休場は2023年五月場所の初土俵以来、初めて。今場所は2場所連続、自身6度目の幕内優勝が懸かっていた。

■プロフィール
安青錦 新大(あおにしき あらた)
本名:ヤブグシシン・ダニーロ
生年月日:平成16年3月23日(21歳)
出身地:ウクライナ・ヴィンニツャ
身長:182キロ
体重:140キロ

ABEMA/大相撲チャンネル)

2025年11月場所 千秋楽

更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

ABEMAを大画面で楽しもう

ハイセンス 50V型
ハイセンス 50V型
ネット動画対応 Amazon.co.jp限定
Amazon
シャープ 55V型
シャープ 55V型
AQUOS 4K 液晶テレビ
Amazon