館内が緊張感に包まれる中で行われた優勝決定戦。豊昇龍と安青錦は立ち合いから激しく当たったが、安青錦が後ろに回りこむような態勢になると、そのまま送り投げで撃破。安青錦は悲願の初優勝、ウクライナ出身の力士として初めての賜杯を抱いた。
一方、豊昇龍はこれで2場所連続、優勝決定戦での敗北を味わった。そして安青錦には4連敗…大きな悔しさを抱いていることは想像に難くない。
しかし、豊昇龍は土俵を下り、花道から去る直前に、約4秒間にわたって土俵に向かって深々とお辞儀をした。相撲は礼に始まり礼に終わるーー。横綱として礼節を守る姿がそこにはあった。
豊昇龍が花道を去る際に貫いた“横綱としてのプライド“。この姿を見たファンからは「泣いてまう」「立派だ…」など反響が続々と寄せられていた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


