11月19日から24日まで公開されている舞台『カラフル―私の息子は“弁護士夫夫”です―』。描かれるのは実話を元にした、「息子からゲイだとカミングアウトされるも、その事実を受け入れることができなかった母親」という物語。
脚本を書いたのは、2011年に同性のパートナーと結婚式を挙げた南和行弁護士だ。自身の体験を元に、芝居の結婚式のシーンは、母親は着物ではなくスーツで出席。その服装に、式を素直に喜べない思いが表れている。
ただ、中にはカミングアウトをきっかけに、家族という関係性が崩れてしまう場合もある。「もし絶縁されたら…」「拒絶されたら…」。そうしたリスクを恐れるあまり、調査でも半数以上の人が「誰にもカミングアウトしていない」のが現実だ。
自分のセクシュアリティを伝える難しさ、そして、それを受け止める側の葛藤について、『ABEMA Prime』で南弁護士親子と考えた。
■ヤヱさん「子どもを選ぶか世間体を選ぶか…」
