愛子さまの「お言葉」 “話し方のプロ”はどう見る?

愛子さま スピーチ・対応力に学ぶ“コミュ力”
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 淡い黄色の着物姿で出席した晩餐会では、ラオス語を交えながら外国訪問で初めてとなるお言葉を述べられた。

「両国関係の発展に情熱を注ぎ、様々な困難を乗り越え、力を尽くしてこられた方々に思いを馳せるとともに、今後、私たち若い世代が先人たちの歩みを受け継ぎ、両国の架け橋となって、ラオスのチャンパーや日本の桜のように美しい花を咲かせていくことができればと思います。コー・コープ・チャイ・ラーイ、ニョック・チョーク(どうもありがとうございました。乾杯いたしましょう)」 (愛子さま)

 ほかにも不発弾の被害を伝える施設や、小児病院などでラオスの人々が抱える課題と向き合われた愛子さま。初の海外公務を終え、「ラオスの国民の皆様の温かい人柄やお心遣いにより、充実した心に残る訪問となりました」と感想を寄せられた。

 この愛子さまのスピーチに関して、ニュース番組『わたしとニュース』でハレバレンサーを務める、話し方トレーニングサービス「kaeka」の代表・千葉佳織氏は以下のように述べる。

「表情も柔らかくて、1つ1つの場所で敬意を持ってお話されている様子が伝わってきたため、見ていてとても温かい気持ちになった」(千葉佳織氏、以下同)

「愛子さまは昨年の4月、日本赤十字社に入社された際も人前でお話をされていたが、その時以上に笑顔でより明るくお話しされているご様子が伺えたため、1つ1つの場所に思いを込めて今回向かわれたのだろうと感じた」

愛子さまの“スピーチ”を解説!3つのポイントとは?
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