接戦で出せる結果は、磨かれたバランス感覚の賜物だ。「大和証券Mリーグ2025-26」11月27日の第1試合はKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)がトップを獲得。僅差のオーラスを守り切り、個人2連勝と7連続連対を達成した。
この試合は東家からTEAM雷電・本田朋広(連盟)、EARTH JETS・HIRO柴田(連盟)、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)、伊達の並びで開始した。伊達は東1局、柴田から満貫をアガって理想的な立ち上がり。しかしその後は大きな加点チャンスには恵まれず、接戦のまま南場へ。
トップ目で迎えた南1局1本場は、親の本田へ2900点(+300点)を放銃。次局は柴田に満貫をツモられ3着目へ後退した伊達。南3局2本場に再び浮上のきっかけが訪れた。ここは供託のリーチ棒が3000点あるというインフレ局面。伊達はまず白をポン。愚形が残る手牌ながら、大きなリターンを狙い積極的に動き始めた。その後、カン八万をチーして、4・7筒待ちのテンパイを組む。園田・本田の2軒リーチとなったが、園田が7筒を掴んで伊達に軍配。白・ドラの2000点は、2本場と供託の5000点で7600点のアガリとなった。
2軒リーチが来た後は…Mリーグ 日程
12月11日(木)
12月12日(金)




