世界ラリーで異例事態「常軌を逸したステージ」 初開催“サウジの砂漠”でパンク続出、ドライバー愕然 WRC 2025/11/29 11:40 拡大する 日本時間11月28日深夜、WRCの今季最終戦、第14戦ラリー・サウジアラビアのデイ3が終了した。 初開催となる中東のグラベルラリーは、この日最後のステージとなったSS14(28.59km)で、タイヤのパンクや内圧低下が続出する異例の事態を引き起こし、総合順位が大きく変動する波乱の展開となった。 この日最後のSS14で過酷なラフロードがトップドライバーたちを襲った。 それまで総合首位を維持していたマールティン・セスクス(フォード)は、走行中に左リアタイヤの内圧低下に見舞われ、最終的にはフェンダーまで激しく損傷した状態でなんとかステージを走りきった。セスクスはステージトップから54.1秒遅れとなり、デイ3終了時点で総合首位の座を失い、2位に後退した。 続きを読む