いずれも海外で活躍する

最後は藤野あおばがフィニッシュ
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 ゴールの起点になった21歳の松窪は、2023年7月にマイナビ仙台レディースからアメリカのノースカロライナ・カレッジへ移籍。今年10月にはNWSL(アメリカ女子リーグ)史上最年少ハットトリックを達成し、リーグの年間最優秀MFとベストイレブンを受賞した。

 アシストをした20歳の谷川は、2024年1月にバイエルンに加入後、スウェーデンのローゼンゴードに期限付き移籍。2025年1月にバイエルンに復帰すると、チームのリーグ優勝とカップ制覇の2冠に貢献した。今シーズンはリーグ戦11試合で5ゴール・1アシスト、UEFA女子チャンピオンズリーグでは4試合・1ゴールを記録するなど好調だ。

 そして、ゴールを決めた21歳の藤野は、2022年9月に18歳でなでしこジャパン・デビューを飾り、2023年7月には、男女通じて日本代表選手のワールドカップ最年少ゴール(19歳180日)を記録した。2024年8月からはマンチェスター・シティに所属し、今シーズンも公式戦10試合で3ゴールを記録している。

 この日はキャプテンで28歳のMF長谷川唯がコンディション不良で出場できなかったが、逸材トリオたちの活躍もあり見事にその穴をチームとして埋めていた。若手の成長にますます期待したい。

ABEMA/なでしこジャパン)
 

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