高市総理は、年間大賞を受賞した時に自身のX(旧Twitter)で「『ガラスの天井』の先には『ガラスの崖』もあるのだそうです。実際に失敗してしまうと『だから女性はリーダーに向いていない』という偏見にもつながると言われています」と綴った。

 これに大石記者は「周りの関係者に話を聞いたところ、『女性首相』というワードも年間大賞に選ばれていたが、これに対して表彰式の場で紹介がなかったそうだ。この「ガラスの崖」は総理が表彰式の場で言おうと思っていた言葉だが、言及する機会がなかったため事後的にXに投稿されたと聞いている」という裏話を紹介。さらに「総裁選期間中も『女性初の総理』を自分からはあまりアピールしてはいなかったと思うが、周辺が戦略的に『女性初の総理』をアピールしたいと出馬表明会見でのぼりを立てたりというのをやっていた。そうした中で『ガラスの崖』についても感じていらっしゃるのだろう」と付け加えた。

 黒岩氏も「『ガラスの崖』は感覚的にすごく分かる。一国のリーダーになった時に、何か失敗した時に、自分だけではなく自分を代表する何かが影響を受けることはあるだろうなと思う。これもまた言い方がすごく難しいところをついてきたなという気がする」と述べた。

高市総理「洗濯を回しながら党首討論の準備」を…
この記事の写真をみる(9枚)