都の調査から見える夫婦間の課題
「(身体的・精神的疲労について)性別役割分業が表出していると思う。男性は仕事中心だし、女性は家庭的な悩みが中心。家庭的なところにも目を向ける男性が増えてきているからこそ、気になっているという結果になっているのだろう。夫婦で話し合うことで疲労感を和らげることができると思うため、夫婦のコミュニケーションが起因しているのだろう」(天野妙氏、以下同)
「(自由時間の男女差について)平日は男女ともに自由時間が短いが、土日は『なんで男はこんなに自由なの』『なんでこんなに自由な時間増えとんねん』という感じがある。土日の家事育児労働、ケア労働を女性が担っているがゆえに、このような数値の差になっているのであろう。男性側が平日できない分、土日に家事育児を参画しているとこういう結果にはならないと思うため、そういったものが表出している結果なのかなと思う」
家事・育児の「リアル分担」どうする?
