また天野氏は男女の「リアル家事分担」について、以下のように見解を示す。

「真面目な男女ほど完璧にやろうとしすぎ。夫婦で妥協点を共有しあい、合格点を高く設定しすぎない。私は家事・育児・仕事を30点ずつ、合計90点なら十分かなと妥協点を下げている」

 子育て世代の男性に「自分自身の悩み」を聞いた調査では、「家事・育児の時間が取れない」が31.6%と、最も多い回答となっている。

 この結果に関根は以下のように思いを述べた。

「(社会全体で家事や育児の)題材が増えていき、そういう話題がもっと自然と出るようになれば、『みんなやって当たり前』『みんなでやろうよ』となるかも。どんどんお互いやっていこう、話していこうという雰囲気になれば良いと思う」(関根麻里)

(『わたしとニュース』より)

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