柏崎刈羽原発が再稼働へ
【映像】地元民の声(実際の映像)
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 新潟県の花角英世知事が、柏崎刈羽原発の再稼働容認を表明した。                           

【映像】地元民の声(実際の映像)

 容認にあたっては、安全性の向上や事故発生時の避難路の整備、交付金の見直しなど、7項目の条件を国に示した。花角知事は県議会で再稼働にともなう予算をはかることで、県民に信を問うとしていて、可決される見通しだ。再稼働すれば、東京電力の原発としては、福島第一原発事故以降、初のケースとなる。

 地元では「東電からすればドル箱を動かしたいのだろうが、なにかあれば止めて」「身内に東電関係者もいる。完全に反対と言いたいが、言いがたい」といった声も。新潟県が行った県民意識調査では「再稼働の条件は整っている」という設問で「そう思う」と答えた人は4割弱にとどまった。また「東京電力が柏崎刈羽原発を運転することは心配」という設問に、およそ7割が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答。東京電力への不信感も浮き彫りになっている。『ABEMA Prime』では、再稼働に向けた課題を考えた。

■柏崎刈羽原発が再稼働へ
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