「パンチェッタは大罪」と偽カルボナーラにイタリア農相が激怒した。騒動が起こったのはベルギー・ブリュッセルの欧州議会だ。
売店にあったラベルにはイタリア国旗があしらわれ、カルボナーラと銘打ったパスタソースを見た農相は「パンチェッタなど論外だ。これらの製品は最悪の“イタリア風”の代表格だ。これが欧州議会の売店に並ぶのは許しがたい。即刻調査を要請した」と憤慨。
ソースの原材料にパンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)が入っていたこと。農相はイタリア伝統のカルボナーラには厳格なルールがあり、それを守るべきだと主張。本場のカルボナーラではグアンチャーレという豚の頬肉の塩漬けが使われるという。
本場イタリアのカルボナーラを実食
