■「『こういう家庭あるんだ。気をつけよう』くらいでいい」
実業家の岸谷蘭丸氏は、「周りの大人がわざわざ『あなたは不幸かもしれないよ』って教えてあげる必要は全くない」とし、ハードスケジュールの習い事も、「子どもが楽しんでいる部分もあり、将来感謝することも多いだろうからいいと思う」とコメント 。
ネオ・ネグレクトについては、「社会がアイデアを持たせるような言葉であったり、知識や情報を流布しまくるのは、あまり良くない流れじゃないか」と警鐘を鳴らした 。
矢野氏は「ネオ・ネグレクトが思っている以上に広まってしまった」ことはあるとしつつ、「これは自覚するための、あくまで表現であり、誰かをラベリングするつもりは全くない。とにかく寂しい思いをするような子どもが1人でも減り、ネオ・ネグレクト気質がないかを考えるきっかけになれば嬉しい」と強調した。
岸谷氏は、「『こういう家庭あるんだ。気をつけよう』くらいでいいと思う。けど、こういう言葉がインターネットに流れていって、『子持ち様』『親ガチャ』とかも最悪じゃないか。レッテルは貼られたら剥がすのが難しすぎる。そうじゃないことを証明するのが難しいし、どんどん1人歩きして、印象が悪くなっていく。やっぱり、ネオ・ネグレクトも広まらないのがベストではあると思う」との見方を示した。
(『ABEMA Prime』より)
この記事の画像一覧
