維新・奥下議員
【映像】奥下議員「ポケットマネーでやるには限界ある」発言(実際の様子)
この記事の写真をみる(2枚)

 日本維新の会の奥下剛光衆院議員が8日、自身の資金管理団体がキャバクラやラウンジに政治資金から支出していたことについて21分間にわたり釈明した。以下、その全容です。

【映像】奥下議員「ポケットマネーでやるには限界ある」発言(実際の様子)

 奥下議員の冒頭発言は以下のとおり。

「私が代表を務める政治団体で、一部ですね、政治資金のあり方がおかしいんじゃないかというご指摘をいただいている中で、私の方からですね、きちんと説明をしたいなというふうに思っております。まずその政治資金は国民の使い方はですね、皆様にご理解いただけるものであるということは私も十分理解しているところです。今回ですね、私はこれはきちんと出した方がいいという思いで出させていただきました。

といいますのも、私がですね長年秘書をしている中で、いろいろ企業の方がですね、地方議員含めてそういった企業としての依頼、陳情していってですね、それを議員の先生方が役所とかに話をしたりとかっていう現状を多々見てきました。それをずっと見てきた者として、私がそういった頼まれる立場になったときにはそういったことはせずに、きちんとですね、内容含めてお断りできるようにですね、企業からのそういったご馳走になるとかですね、そういったことはすべきじゃないという思いから私は自分の分を支払わせていただいたという経緯です。

で、私は公職を目指すと言ってから、自分の意思でそういった場所に行ったことは一切ありません。仮に呼ばれたとしてもですね、横に女性をつけないとか、そういったことも心がけてきました。今回急遽呼ばれた場所がそういった場所であったこと、私からそういった場所を選べる立場にはなかったということもありますので、支援者の方から呼ばれた顔もありますので、そういった場に行ってですね、今言ったようなことを気をつけた上で、企業の方から陳情、要望を聞いてですね、それに対する意見交換をして、すぐに帰らせていただいたという経緯です。

ですから、私からしたらですね、一企業からの話を聞いた場所であるという意識が強かったわけです。世間の国民の皆様がそれを「税金で行くなよ」というご指摘がされているところですが、ここは資金管理団体というところの本質というか性質を、なかなか国民の皆様が理解が難しいところだと思いますが、これは我々が政治活動する中で、自分たちでパーティーをしたり、寄付をいただいたり、様々なイベントをして、ほとんどお金を集める団体です。これはもう収支報告の入りの部分を見ていただいたらわかるんじゃないかなというふうに思います。

そういったこともありまして、私としてはきちんとですね政治、説明できるものに関しては、きちんと処理してもいいんじゃないかなという思い。これは本当にポケットマネーでやれよということですが、こういったことをポケットマネーでやるには私は限界があると思っておりますし、そのための資金管理団体で、我々は日々先ほど申し上げたように、パーティーとかをしたりして運営していくお金を集めているところなんで、ぜひですね、こういったところにご理解をしていただけたらなというふうには思っております。

一方で、私がそうした裏というか、裏ではそういった企業の方々が議員の先生方をそういった接待をすることによって、そういった企業の要望とかをされているっていう、このなかなか表面化しにくい問題ではあるんですけども、こういったことが起こっているっていうことも併せて、国民の皆様には知っておいていただきたいなというふうな思いはあります。

以上、申し上げたことからですね、私はきちんと説明も自分なりにはできますし、女性のそういった接待も受けていないような中で、きちんと処理できるものではないかなという考えのもと、あえて出させていただいたという経緯です」

記者との質疑応答

 

この記事の写真をみる(2枚)