Q:ポケットマネーでは限界があるということで政治資金から支出したと発言。吉村代表はキャバクラの支出であればそういうポケットマネーが出すべきだと、政治資金から出すべきでないとコメント。その指摘についてはどう感じる?
A:ですから、私も基本そう思います。ですからその後ね、僕が一緒に飲んで騒いでたとか、そういったことがあったら当然そうだと思うんですけども、先ほど申し上げたように、本当に僕からしたら迷惑な場所というか、気をつけて何もわからず呼ばれて行った場所がそうであった。だけどそれは場の雰囲気でやっぱ断りづらいっていうこともあるんで、だからこそそういった疑念がなるべく持たれないような形でさせていただいたっていうところですよね。
ですから、本当に日常的にね、そういった企業の方々が政治家を呼んでっていう、そこに乗っかっていれば、当然こんなこと表に出なかったと思うんですけど、やっぱりそれではいけないよねと。特に我々は企業団体からの献金を禁止している立場上、ここはやはりきちんとするべきだという強い思いのもとですね、させていただいたということです。
Q:キャバクラとか女性の接待がある場での企業からの陳情みたいなのはよくあるケースなのか。もしそうであるならば今後もある可能性もある?
A:今回挙げたショーパブ入れて3件はそうでした。他に交際費で上げてる飲食、これは企業の方と行ったものあります。こういったのをきちんと上げてます。
ですからそういったやっぱ名前とかでそういった注目されてるんだと思いますけども、そういった企業から誘われていくことは多々あります。ですから、そういったのはできる限り割り勘をして払わせていただいているという現状です。
ですから、吉村代表のそういった話はまだ見てないんでわからないんですけども、それできるだけそういったところでの領収書っていうのはない方がいいに決まっている。そういった意識もあります。きちんと理解はしていますが、何度も繰り返しますが、我々としては選べない、呼ばれたらこの政治家っていうのはどこにでも飛んでいかないといけないっていう立場もご理解していただけたらありがたいですし、あえてそういう問題意識を持ってるからこそ出させて、きちんと堂々と僕は出しても恥ずべきもんじゃないかなというふうな思いで出したっていうとこです。
Q:疑念を招くかもしれないという思いはなかった?
A:結果持たれてるわけですし、そこの収支報告書の見え方っていうのは正直あんまり気にしてなかったっていうのもあるんで、それもちょっとXで書かしていただいたんですけども、そこもちょっとうまいこと伝わっていなかったなっていうところはありますが、きちんと私なりに説明できるもので、別に恥ずべきというか、そういったことは一切ないんで、ですから、あえて出した方がいいのかなというふうな思いで出しました。
Q:お金に色がついていないから難しいと思うが、国民の税金が全く入ってないという考え?
A:いや、全くとは思わないですけども、入りの部分を見ていただいたらほとんどが自分の出費かパーティー、寄付でして、おっしゃるように色がついてないからそこをはっきり分けるっていうのはやっぱり難しいとは思います。
ただ、僕らがポケットマネーでそういった活動をずっと続けていくっていうのは、やはり限界があり、やはり会社で言う経費の精算みたいなところはやっぱりそういう資金管理団体からさせていただくしか現状方法がない中で、だから違法でもないですけど、私はだから違法じゃないから問題ないんだっていうつもりは全くなくて、やはりそういった疑念を持たれる時点でアウトだというふうには思いますんで、そういった今後、見え方含めてきちんともう一回していかないといけないなという思いはあります。
最後に奥下議員は「本当に遅い時間にですね、時間取っていただきありがとうございました。本当に国民の皆様に誤解の生まれないような政治資金のあり方、これはもう政治家の永遠のテーマだというふうに思っておりますが、今回私がこうなったことでですね、きちんとですね、だからこそ率先して、そういったことがないように先頭切って政治改革に取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします」と述べ、会見は終了した。(『ABEMA NEWS』より)
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