12月1日に24歳の誕生日を迎えた愛子さまにとって、今年は多くの行事で“デビュー”を果たし、皇族としての活動を広げられた1年だった。
3月にはブラジル大統領夫妻を迎えた宮中晩餐会で“晩餐会デビュー”、6月からは両陛下の戦後80年慰霊の旅に同行し、初めて沖縄・長崎を訪問。11月にはラオスを訪れ、“海外公務デビュー”も果たした。
秋篠宮ご夫妻の長男、悠仁さまが成年式を終えられ、姉の佳子さまも精力的に公務をこなされている。若い世代の皇族方の存在感が高まる中で、一向に進まないのが皇族数確保に向けた議論だ。皇位継承は男系男子と規定されており、次世代の継承者は、現状悠仁さまだけだ。
皇族数の確保については、2022年に政府の有識者会議から「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する」「旧宮家の男系男子を養子に迎え、皇族にする」という2つの案が示されているが、与野党で意見が食い違い、合意に至っていない。
その一方で、女性天皇容認の気運が高まり、共同通信の世論調査では女性天皇に「賛成」が9割にのぼった。“愛子さま天皇待望論”も出るなか、『ABEMA Prime』では皇位継承について、有識者と考えた。
■女性天皇待望論の是非
