鹿島時代から振り返っていく中、この感動的な映像が突如フリーズ。オーロラビジョンにはなぜか曽ヶ端準のアップの写真が映し出された。そこに興梠が登場すると、曽ヶ端に向かって強烈なパンチを見舞う。曽ヶ端の写真が粉々に砕け散り、今度は浦和関係者へのメッセージへと転換したのだ。
これだけで終わらず、再びフリーズした画面には、曽ヶ端の歴代写真が並ぶ異様な光景に。その真ん中から登場した興梠が“曽ヶ端の扉”をこじ開けるような形で、またも場面が転換した。
その後もトランジッションで登場した曽ヶ端と興梠のやりとりに会場は爆笑。SNSでも「興梠が曽ヶ端殴った!!!」「曽ヶ端w」「唐突に粉砕される曽ヶ端笑」「めっちゃ曽ヶ端出てくるやん」「曽ヶ端めっちゃおもちゃにされてるw」「歴代の曽ヶ端w」「何この演出w」と大盛り上がりとなった。
セレモニー終了後には、いじり倒した曽ヶ端に向かって何度も頭を下げ、最後は土下座で謝罪してみせた。その後、すぐに曽ヶ端の元に歩み寄った興梠に曽ヶ端も嬉しそうに首を掴みつつも、肩をポンと叩いて後輩を労った。
曽ヶ端は1979年8月2日生まれの46歳。1998年から2020年に現役を引退するまで鹿島一筋でプレーしている。一方の興梠は1986年7月31日生まれの39歳で、7つ年上の曽ヶ端とは鹿島に在籍した2005年から2012年まで一緒にプレーした。そんな大先輩とのやりとりにファンたちからは「めちゃくちゃ仲良いやん」「いい先輩と後輩の関係だわな」「いじられて照れる曽ヶ端が可愛いw」「最高のセレモニーでしたw」「愛されてる」といった温かいメッセージが寄せられた。
(ABEMA de DAZN/興梠慎三 引退試合)





