最後にファンへ感謝のメッセージも
また、ステージの最後には、キャスト陣からファンへの感謝のメッセージが贈られた。
山下「最終回を皆さんと一緒に見届けることができて嬉しいです。声優人生の半分を“ヒロアカ”とともに駆け抜けてきて、出会えて良かったなと思っています。“ヒロアカ”が色々な人との懸け橋になり、僕にとっての大切な10年間を歩むことができました。“ヒロアカ”の心は、きっと皆さんにワン・フォー・オールとして散らばって届いていったんじゃないかなと思います。これからも心の中に“ヒロアカ”を持って応援していただけたらと思います。」
岡本「ヒロアカ大好きだー!!ありがとうございました。」
佐倉「この作品が、これからも必要としている方たちの元に届くように、原作、アニメを引き続き愛していただけたらと思います。」
石川「最終回を見て思うのは、敵<ヴィラン>がいたからこそ、平和に近づいた世界があるのだと思います。敵<ヴィラン>は経験からくる力の振るい方を間違ってしまっただけという過去がある。その解釈があるだけで“ヒロアカ”を胸に抱え人に優しくできるのだなと思います。今後の人生に影響を与えるような作品に、飯田天哉として関わることができて幸せに思います。」
三宅「『私が来た!!』一生、皆さんの心の中でオールマイトは言い続けていると思います。」
井上「先日の「緑谷出久:ライジング」の収録時に山下さんの後ろの席にいたのですが、山下さんの背中が大きくて逞しく感じました。三宅さんと山下さんが2人で声を掛け合っている姿をみていると、この2人から始まった物語だなと熱い想いになりました。“ヒロアカ”と過ごした10年はかけがえのない時間でした。皆で笑いながら迎えた最終回は私の声優人生の誇りだなと思います。」
畠中「10年を振り返り、とにかく楽しい思い出が色々と蘇ってきます。思い出を胸に次に進んでいく淋しさもありますが、最高の経験ができました。本当にありがとうございます。」
内山「敵<ヴィラン>は、最後に色々なストーリーが語られました。残されたメンバーの今後が気になりますし、終わってからこそ語れることもあります。振り返っていただいて、キャラクターについて思いを馳せて頂きたいです。」
そして、キャスト陣全員による「更に向こうへ」の掛け声に、会場から「Plus Ultra!(プルスウルトラ)」と大きな声が響き、9年以上に渡って愛されてきたアニメ“ヒロアカ”の最高のフィナーレが幕を閉じた。
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
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