出版物の推定販売金額、28年で6割以上も減少?
松原編集長らのような成功例もある一方で、日本の出版物の推定販売金額は年々減少傾向にある。出版科学研究所の調査によると、1996年の2兆6564億円と比較し2024年は1兆56億円と6割以上も減少していることがわかっている。
また売り上げシェアを2014年と比較した調査では、紙媒体が29.3%減り電子系書籍やコミックが29.3%伸びていることが判明した。
本を読まないというくわばたは、松原編集長のオンライン販売会動画をどのようにみたのだろうか。
「初めは買わない気でいても、ラスト100冊を切り出したら『買わないと!』となってしまう。あの動画の良い所は、全部売り切れた後も『買おう!』と違う買いルートで買う方もたくさんいるだろうという点では」
一方で「本に人生を変えられたと思うくらい、本は自分の中で大切」と語る徳永有美キャスター。「どうすれば本を読む?」と尋ねると、くわばたは次のように話した。
「映画『国宝』のように『面白い』という口コミを聞いたり、『信じられないくらいの売上』と聞いたりしたら読むのかなと思う」(くわばたりえ)
なぜ書店「有隣堂」がYouTube展開を?
