書店がさまざまな試行錯誤を重ねている一方で、子どもの読書離れも問題視されている。全国学校図書館協議会が行った調査で、不読者(=1カ月に読んだ本が0冊の児童生徒)は
小学生で9.6%、中学生で24.2%、高校生で55.7%となっている。
この状況に対し松原編集長は以下のように見解を示す。
「我々が子どものときと比べても、子どもたちが楽しむ選択肢が増えている。図鑑においても学問、教育的に伝えたい芯を残しながらエンターテインメント性と両立させる」(Gakken・松原由幸編集長)
また渡邉氏も、「読書のハードルを下げるために『本の楽しみ方カード』など支援ツールの開発。店頭で子ども向けイベントの開催や読み聞かせ、紙芝居イベントの実施など。本を紹介するゲーム『ビブリオバトル』の開催」と、書店としての子どもたちの読書活動の推進について語った。(『わたしとニュース』より)
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