福岡県大牟田市で進む市立中学2校の統合で、両校の校長やPTAは新校名を生徒や住民から募集した結果、花の咲く土地柄にちなんだ「桜花(おうか)中学校」と決定した。しかしそこに、「桜花とは太平洋戦争で使われた特攻機と同じ名称だ」との指摘が…。
多くの若者が命を落とした「桜花」の名を学校名にしてはならないと、市民団体が市の教育委員会に、校名の再考を申し入れた。
SNSでは「特攻の歴史を知るいい機会にはなった」「競馬の桜花賞も、桜花の名の付いた学校もあるのに、なぜ騒ぐ」「美しくてありふれた言葉なのに。言葉狩りだ」など賛否さまざまな声が出ている。戦争を想起する名称などを、どこまで考慮すればいいのか。『ABEMA Prime』では識者と、申し入れを行った市民団体関係者とともに考えた。
■特攻機「桜花」とは
