この悩みに対し、サイト上では様々なアドバイスが寄せられている。自営業で蕎麦店を営む「ハマチ」氏は、大晦日は深夜まで仕事をし、元旦に車で5時間かけて帰省しているという自身の状況を明かしつつ、「近年は元旦には着くけど、スーパー銭湯に寄り、夕飯を済ませていくようにしました。兄嫁への配慮もあります」と、独自の工夫を伝えている。

 相談者がこの習わしをやめるための「言い訳」についても、多くの助言が寄せられた。「31日から1日にかけて仕事が入った」「インフルエンザに感染した」「すっ転んで手首を捻挫して料理ができない」「友達におせち作りを教えることになったので、せっかくなのでお義母さん(義父)から教わったレシピを教えたい」と言ったらいいのではないか、などだ。

 また、“フルスペック参加”をやめてはというアドバイスも。「年齢的にきつくなってきたので分担してください。自宅で作ったのを持っていきます」「もし義兄家族の子が小中学生ならそろそろ子どもたちと作ってみては?」「おせち料理があらかたできあがったら夕食をとらずに帰宅する」。

 こうした意見に月岡氏は「一度しか使えないカード(言い訳)もある」と一時しのぎの難しさを指摘。さらに「おせちを作ったのに食べないで帰るなら、(作るだけの)業者さんと同じ。そして、こういうことをやってほしがる義両親だと、手を抜いていると思われてしまう気もするから、どっちみち厳しい気がする。根本的に何か手を打たないとずっと苦しいのではないか」と、抜本的な解決の必要性を説いた。

「闘う相手はまずは夫」といった意見も
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