■「客」か「戦力」か、分かれる義実家での立ち位置
街で話を聞くと、夫の実家ではどうしても気を遣ってしまうため、なるべく日帰りにしたいというのが本音のようだ。
30代の女性は「『長くなければしたいかな』くらいの感じ」としつつも、実際に困っていることとして「『あまり休まらない』とか『勝手に冷蔵庫を開けたら申し訳ない』とか、お風呂のタイミングとか……」と語った。別の30代女性は「1泊2日となると気を使うところがある」と話した。
また、別の30代女性は「一緒に料理をするとなった時にやり方も違うので、気を使ってしまう」と、家事の作法の違いに戸惑いを感じていた。
一方で、夫の実家で家事をほとんどしないという人もいた。40代の女性は「今はもうあまり自分としては(困るようなことは)全くなくて。(家事については)毎回、片付けだけ手伝っている感」と話した。
別の40代女性も「お客さんとして行くだけなので、(夫の実家で家事をすることは)ないですね」と明かした。 この女性の夫である50代男性は「うちの実家でそんなことを妻にはさせないです」と、夫側が配慮しているという声も上がった。
コラムニストは「初手の段階で諦めてもらう」戦略を提案
