■「ドブ板」で培われる有権者との信頼
スタンディングを終えた後に向かったのは、地域への挨拶回りだ。選挙期間中ではなくとも、年末の恒例行事として、地元の催しや神社のお祭りにも顔を出す。そこには、X(旧Twitter)で見せる「攻撃的な論客」の姿は微塵もない。「いつもありがとうございます」と地域の人々と気さくに言葉を交わす米山氏を、地元の有権者はこう評する。
「腰が低いし話しやすい。人柄がいい。他党の若い人たちは全然来ないし、昔からそう。(米山)先生は、どんな小さいお祭りでも『なんでこんなのお祭り知ってるの』みたいな。神社のお祭りでも何でも出てこられる」。
かつて新潟県知事を務め、医師と弁護士の資格を持つ「スーパーエリート」の米山氏が、なぜここまで泥臭い活動にこだわるのか。
「やはり知ってもらうのは大きい。身近な存在と思ってもらうということ。そうすると、こちらのことも(発信を)読んでくれるし、届くようになる」。
■批判中でも揺るがない「個」の流儀
