将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)が1月7日、第11期叡王戦本戦トーナメント1回戦で山崎隆之九段(44)に勝利。ベスト8に進出し、叡王位奪還へ向けて前進した。次戦では、千田翔太八段(31)と対戦する。
大阪府高槻市の関西将棋会館を舞台に争われた注目の一戦で、若き絶対王者が新年初勝利を飾った。藤井竜王・名人は、2024年の叡王戦五番勝負で同学年の挑戦者・伊藤匠七段(当時)に敗れ叡王位を失冠。今期は2期越しの奪還に向けて、本戦1回戦の山崎九段との対戦に向かった。
2024年の棋聖戦五番勝負第3局以来の対局では、振り駒で藤井竜王・名人の先手番に決定。山崎九段の四間飛車に対し、藤井竜王・名人は居飛車穴熊を志向した。独創性が魅力の山崎九段は、意欲的な銀の進出を見せるなど本局でも“山崎ワールド”を展開。終盤まで均衡が保たれた高難度の戦いが繰り広げられた。
大熱戦の最終盤では激しく攻め込んでいった山崎九段に対し、藤井竜王・名人は冷静に対応。的確な指し回しで一気にリードを切り開き、白星をもぎ取った。
藤井竜王・名人、山崎九段の終局後コメント




