■「麻薬密輸は武力行使」とするトランプ政権の苦しい論理
トランプ政権の攻撃について、国連のグテーレス事務総長は「アメリカの攻撃は危険な前例になる。国連憲章を含む国際法を順守することの重要性」を強調。さらに、欧州委員会のフォンデアライエン委員長は「いかなる解決策も国際法と国連憲章を尊重しなければならない」と主張した。
国連憲章とは、最も基本的な国際法の1つ。憲章2条4項では、すべての加盟国は武力による威嚇、または武力の行使を慎まなければならないとされている。また憲章51条では、武力攻撃を受けた国の自衛権行使が認められている。
これに対しアメリカは、ベネズエラの麻薬密輸は武力行使にあたると主張し、攻撃の正当性を強弁している。
「軍事行動が違法ではないという言い分は苦しい」
