■「残念だという気持ちを出すべきだった」

篠田英朗教授
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 東京外国語大学大学院の篠田英朗教授は、政府の対応を「明白な国際法違反に対し、残念だという気持ちをもっと前面に出してもよかった」という。「トランプ氏に『やめろ』と言っても聞かないだろうが、世界にはアメリカ以外の国もたくさんある。日本が苦しい立場にあることを示し、残念だという気持ちを率直に言えば、他の国々も『日本も悩んでいるんだな』と理解してくれるはずだ」。

 さらに、ベネズエラ情勢の先行きについて「独裁者がいなくなったことを喜ぶ人はいても、アメリカが勝手なことをしたことを歓迎し続けるとは限らない。ラテンアメリカの人々の感情を無視すれば、将来的な外交失点になる」と指摘。

 その上で「武力行使があったことに対し、平和的解決を望んでいたがそうでなかったのは残念だ、という一言があれば、中国に対しても『国際法を守るべきだ』という姿勢を崩さずにバランスが取れたのではないか」と述べた。

(『ABEMA Prime』より)

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