■「残念だと思われることは、必ずしも悪いことではない」

武井亜樹氏
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 元経産省職員で現在は宇宙事業などに携わる武井亜樹氏は、中国の成長戦略を引き合いに、「中国の成功の要因の一つに『韜光養晦(とうこうようかい)』という言葉がある。かつての中国はアメリカに対し『自分たちは何もできない』と弱いブランディングを続け、爪を隠して国力を蓄えた。アメリカはナンバー2になりそうな存在を潰す傾向があるが、中国は気づかれた時にはもうストップできないほど発展していた」と分析。

 その上で、「一時的なリーダーの強い発言は心地よいが、内容が伴わずに国が潰されるような追い風に耐えられない国力であれば、今はすべきではない。残念だと思われることは、必ずしも悪いことではないのかもしれない」との見方を示した。

■今後の外交における分水嶺?日本は何をすべきか
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