これまで幕内で2回対戦し2連敗と負け続けていた義ノ富士。共に新世代の期待の若手同士だったが、この日は安青錦が大関らしく一枚上手の相撲内容を披露。立ち合い低い姿勢で当たっていった安青錦。突き起こしてくる義ノ富士に攻め込まれ、土俵際まで追い込まれるも、足を駆使した左からの首投げで見事に相手を裏返した。行司軍配は安青錦に上がったが決着の際、安青錦は先に左手をついており、物言いがつく展開となった。

 すると間もなく、ざわつく館内に手拍子と取り直しを求める「もう一番」コールが沸いた。まさかの事態にABEMAファンからは「マナー悪いお客」「さすがにマナー違反」「コールはやめましょう」「レベル低すぎ」など批判の声が。さらにX(エックス)でも「手拍子しながらの『もう一番』コールとかやめなさいよ」「意味がわからんしレベル低すぎ」など憤りの声が相次いだ。

 今場所前には、日本相撲協会のYouTube公式チャンネル「親方ちゃんねる」において、本場所中の観戦マナーや暗黙のルールなどについて言及する「相撲観戦前に観て下さい!観戦マナーについて親方会議!親方ちゃんねるからのお願いです!」が公開された。

 その中で、手拍子やコールについて大嶽親方は「手拍子は個人的には…そのルールとしては乗ってないんですよね…でも個人的な意見ですけど…やって欲しくはないですね」と明言。さらに大嶽親方は「拍手はね、力士が土俵に上がる際に名前を呼んでというのはいいですけど、みんなで声を合わせてこういうの(手拍子のジェスチャー)やめていただきたいな」と本音をのぞかせた。

 これまでもたびたび議論を呼んできた大相撲における観戦マナーの問題。日本相撲協会は「大相撲観戦時のお願い」として「相撲場内外でみだりに気勢を上げ騒音を出す行為」「その他相撲競技の進行及び施設管理の運営に妨げとなる、または他のお客様に迷惑を及ぼすと判断する行為」等を“お断り”としている。力士の応援に力が入ってしまう気持ちはわかるものの、誰もが気分よく観戦できるよう、他の相撲ファンに配慮することも必要だろう。

 なお物言い協議の結果、義ノ富士の体がなく、軍配通り安青錦の勝ちとアナウンスされた。首投げで勝利した安青錦は初日から2連勝、苦手の義ノ富士から初白星を挙げた。敗れた義ノ富士は2敗目を喫した。結果を受けて大山親方は「首投げですけど、足もしっかり掛けているので、相手の体が飛ぶんですよ。腕だけだったらまた展開が変わっていて、相手の体も飛ばなかったと思うので。本当に驚かされますよね。舌を巻きます」と安青錦に“あっぱれ”の様子だった。(ABEMA/大相撲チャンネル)

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2026年1月場所 3日目

更新日時:2026/01/12 20:26
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

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