■「イランは常に叩いておきたい存在」アメリカとイランの対立構造

イランへの軍事介入示唆
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 前嶋氏は、アメリカとイランの対立構造について「アメリカにとってイランは常に叩いておきたい存在。これには理由があって、トランプ氏の支持層である福音派がイスラエルを支援している。イスラエルとイランというのは不倶戴天の敵で、イランは常に攻め込む可能性があると。それが核の開発にもなっているということ」と説明した。

 しかし、軍事行動に出ることのハードルは高いという。

「イランはベネズエラとは違う。防空システムが空くこともなく、アメリカのスパイはイランにいるかもしれないが、それほど多くはないだろう。また、アメリカが何らかの形でイスラエルと協力し、防空システムを潰してイランに攻撃することになったとしたら、カタールの米軍基地のようなところが反撃される。大きな紛争になっていったら、アメリカ人の血が流れる」

「アメリカ第一主義のトランプ政権としては、福音派のためにイランをやっつけたいけれど、アメリカ第一主義の人たちもいるからどうしようかという状況だ。だからトランプ大統領は『デモ頑張れ』『攻撃は検討する』程度のことしか言っていなかった」

攻撃の可能性は低くなったと見ていい?
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