■ 数時間の解析を3分に短縮する「AI心電図」
心臓専門医である田村雄一氏が開発したのは、AIによる心電図解析システム「SmartRobin AI」。開発前の環境について、「研修医の頃から仕組みがほとんど変わっておらず、医師や検査技師が長時間モニターをスクロールして不整脈を探していた」と振り返る。
また、「長時間見れば見るほど不整脈などの発見頻度は高くなるが、検査時間が長くなればなるほど、医師や検査技師の負担は膨大になる」。
しかし、AIを活用することで「これまで数時間かかっていた解析がわずか3分で可能になった。見逃しがないように精度を調整しており、人間はAIが提示した結果を確認するだけで済む。これにより、検査技師が他の業務に時間を割けるようになり、病院全体の費用対効果も高まる」という。
■ なぜ日本の医療AI普及は遅れているのか?
