横綱土俵入りは、神聖な意味合いを持ち、地の邪気を払い、力士の威厳と風格を示すもの。そんな中、この日は豊昇龍が土俵に向かう道中で、何度も「豊昇龍ー!」という男性の叫び声が響いた。中には豊昇龍が苦戦している現状を受けてか、「頼むぞ豊昇龍!」という叫び声が鳴り響く場面も。

 さらに「よいしょ!」の掛け声で観客が豊昇龍の動きに呼応し、館内に一体感が生まれたと思ったら、少し外れたタイミングで「豊昇龍よいしょ!」という同じ男性の叫び声が響き渡り、館内はざわついた。この異様とも言える声援にはファンから「横綱に失礼だ」「叫んでるのなに?」「節度を持った歓声を」「だまらんか」「静かにせい」など非難の声が殺到した。

 これまでもたびたび議論を呼んできた大相撲における観戦マナー問題。推しの力士を応援し勝利を願う気持ちはわかるが、誰もが気分よく観戦できるよう、他の相撲ファンに配慮することも必要だろう。ましてや横綱土俵入りという神聖な儀式の時間だ。

 日本相撲協会は「大相撲観戦時のお願い」として「相撲場内外でみだりに気勢を上げ騒音を出す行為」「その他相撲競技の進行及び施設管理の運営に妨げとなる、または他のお客様に迷惑を及ぼすと判断する行為」等を“お断り”としている。

 なお、この日、豊昇龍は小結・王鵬(大嶽)を上手出し投げで下し7勝目をあげた。一方、もうひとりの横綱である大の里(二所ノ関)は、前頭四枚目・熱海富士(伊勢ヶ濱)に取り直しの末、押し出しで敗れ、4敗目を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)

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2026年1月場所 10日目

更新日時:2026/01/20 19:33
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

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