立ち合い、低く当たった両者。隈錦はすぐさま右を差し、左で上手を引くと、休まず前に出る速攻を見せた。二川も必死に堪えたものの、隈錦の力強い圧力に屈して土俵外へと寄り倒された。勝った隈錦は4勝3敗で見事に勝ち越し。敗れた二川は4敗目(3勝)を喫して負け越しが決まった。
勝ち名乗りを受けて土俵を降り、安堵の表情を浮かべて花道を引き上げる隈錦。その視線の先に、満面の笑みを浮かべて待っていたのが、同じ武隈部屋の序ノ口呼出・隈二郎だった。隈二郎は隈錦が通り過ぎる瞬間、嬉しさを隠しきれない様子で笑顔を浮かべ「おめでとうございます」と声をかけるような口元の動きを見せ、隈錦もこれに応えるように小さく頷いた。
隈二郎は鹿児島県奄美市出身の21歳、奄美出身の呼出しとしては50年ぶり。若手呼出として日々研鑽を積む身だが、この日は同じ志を持つ同部屋の力士の勝ち越しを、まるで自分のことのように喜んでいた。
この「ほっこり」するシーンに、ABEMAの視聴者からは「隈二郎めちゃ笑顔」「隈ちゃん満面の笑み」「かわいいなあ」といった反響が続出。さらに「勝ち越しおめ」「よかったね」「寄せ太鼓上手い隈二郎」と、隈二郎の仕事ぶりや隈錦の勝利を称えるコメントも多く寄せられていた。その後、隈二郎は千代青梅と天清の一番から表情を引き締め、立派に呼出を務めていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2026年1月場所 14日目
更新日時:2026/01/24 18:03
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗


