この歴史的な一番に向けて、特別な準備や相談はあったのか。その問いに対しても、「編入試験の試験官になることについて、特別誰かと話したことはない」とキッパリ。あくまで己の将棋を貫く姿勢を崩さない。「どんな対局を見せたいか」との質問には、「いつも通り丁寧に指したい。あまり意識せずしっかり準備して臨みたい」と、自然体で盤面に向かう覚悟を示した。
棋士編入試験は、直近のプロ入り棋士5人を試験官として行われる五番勝負。3勝すれば合格となり、女性初の「棋士」が誕生する。第1局の試験官は、制度上最もプロ入りが新しい棋士が務める決まりだ。今回の山下四段は、まさにその筆頭。プロデビューからわずか数ヶ月で巡ってきた大舞台だが、その眼差しは一点を見据えている。
注目の第1局は27日午前10時対局開始。若き天才が先輩の意地を見せるか、それとも女流最強のプライドが新たな扉をこじ開けるか。盤上の熱戦から目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)





