将棋の福間香奈女流六冠(清麗、女王、女流王座、女流名人、女流王位、倉敷藤花、33)の棋士編入試験第1局が1月27日に大阪府高槻市の「関西将棋会館」で行われ、試験官を務めた山下数毅四段(17)に108手で敗れた。試験は若手棋士5人と対戦する五番勝負で、3勝を挙げれば合格となる。黒星発進となった福間女流六冠は、次戦から巻き返しを図ることができるか。第2局は2月、試験官は片山史龍四段(21)が務める。
福間女流六冠にとって2度目の棋士編入試験が開幕。第1局では、現役最年少棋士の17歳・山下四段に挑むこととなった。振り駒で福間女流六冠の先手番となると、中飛車対居飛車の対抗形に展開。中盤では激しい攻防戦が繰り広げられたものの、山下四段が決断良く指し進めて主導権を握ると、一気にリードを広げていった。
優勢を築いた山下四段の前進は止まらず、先手陣に猛攻を仕掛けた。福間女流六冠も対応しつつ逆転の道を模索したが、後手からの攻めはどこまでも厳しい。その差は埋まらず、開幕局では力を発揮できずに投了を告げることとなった。
福間女流六冠は2022年以来、2度目の受験となる。前回はストレートの3連敗で不合格に。それでも結婚・出産を経て再び受験資格を獲得し、再試験に臨んでいる。第1局では最年少棋士を相手に苦戦を強いられることになったが、第2局から巻き返しを図りたいところだ。
終局後の福間女流六冠のコメント




