ではなぜ小松本さんの自宅を知ったのか。住所特定に使われた可能性として浮上したのは、ぬいぐるみだ。捜査関係者によると、事件の数日前、小松本さんの実家に“置き配”のようにぬいぐるみが届いており、その中には位置情報がわかる発信機が仕込まれていた。このぬいぐるみが実家から小松本さんの手に渡ったことで、発信器の持ち主は小松本さんのアパートを把握した可能性がある。警察は大内容疑者が実家に届けた可能性があるとして捜査している。
位置情報発信装置を悪用した事件は、これまでにも多数報告されている。2024年には、ファンがアイドルに渡したプレゼントにGPS発信装置のようなものが仕込まれていた。また、2022年には60代の男が、一方的に好意を寄せる20代の女性のリュックにGPS機器を入れ、位置情報を受信した疑いで逮捕された。
こうした悪質なストーカー行為が相次ぎ、2025年12月、ストーカー規制法改正により、紛失防止タグを無断で車や荷物に取り付け、位置情報を取得する行為が、規制対象に追加された。
意外な場所に発信機が取り付けられていたケースも
