25日に幕を閉じたWRC(世界ラリー選手権)開幕戦ラリー・モンテカルロのデイ2・SS12で、雪の積もる斜面にラリーカーが転落するアクシデントが発生。リタイアの危機に瀕したマシンを、駆けつけた大勢の観客が人力で救出する“ラリーならでは”のドラマが生まれ、「ラリー・スピリットだ」「これめっちゃ最高」とネット上で称賛の声が寄せられている。
アクシデントに見舞われたのは、ヘイデン・パッドン(ヒョンデ)。コーナーへの進入でマシンの挙動を乱すと、そのままコントロールを失い、アウト側の雪が深く積もった斜面へと転落してた。マシンはスタックし、自力での脱出は不可能な状態に。リタイアかと思われた次の瞬間、コース脇からギャラリーたちが続々とパッドンのマシンの元へ集結した。
最初に到着した4、5人の観客がマシンのボンネットを懸命に押すと、車はバックしてわずかに動いたものの、再び雪に足を取られてスタック。しかし、この救出劇の最中にさらに多くの観客が斜面を降りて加勢。「動け動け!」とばかりに力を合わせて一斉に押し始めると、ついにマシンが動き出した。
WRC公式Xも劇的な脱出劇を紹介
